意図してミネラルを抜くのを止めよう!
ミネラル不足で子どもが病気、と最初に警告したのは14年前。
国、自治体、教育委員会などに働き掛けても何もしません。
そこで関係がありそうな17学会などに要請状を送りました。
今回の要請の特徴は、食品企業が意図してミネラルを抜いており、それが原因で、子どもに発達障害の被害が出ている、と強調したことです。
ミネラルの鉄欠乏を起こす最大原因は、徐鉄フィルターを用いて鉄を抜いていること。
鉄の異物を磁石で取り除くのは、食品衛生の常識ですが、そのときに鉄の微粉まで取り除き、食品の鉄含有量を減らしています。
許せないのは、人体が吸収し、利用している飲料に溶けた鉄を、除鉄フィルターで取り除く装置です。3ppm まで鉄を除去するフィルター・カートリッジが販売されています。
カートリッジなので、簡単に取り換えて除去性能を維持できます。鉄を取り除くと、飲料の黒ずみが消え、きれいに見えるので、よく売れます。この飲料によって、多くの健康被害が出ているのです。
もう1つは、輸入冷凍食材を日本で徹底的に水洗いさせていること。この処理で、カリウムが100分の1以下に減ることを、安全基金が検査して突き止めています。
他の栄養素は検査していませんが、流れ出て激減した微量栄養素がたくさんあることは確実です。
それで、多くの日本人が、ビタミンやミネラルの栄養失調になり、不調や病気で苦しんでいるのです。不登校や発達障害児の激増も、これが原因です。
ミネラル不足の証拠として、データ集『心身を害するミネラル不足食品』と『脳にも悪い!違反食品』を送りました。
日本産科婦人科学会、日本女性栄養・代謝学会、日本小児科学会などの学会や、日本栄養士会、日本医師会の、どこかが1つでも動けば、マスコミや被害者団体がミネラル欠乏に目を向け、日本は改善に向けて動き始める可能性が出てきます。(小若)